専業主婦かどうかよりも、まず。

私は「専業主婦」という仕事を持たない自分の立場が、どこか恥ずかしく、受け入れられないでいました。

自分が置かれている環境や状況をみて夫と決めたものの、「専業主婦」という響きに、何か言い訳したくなるような後ろめたさを感じて・・・。

子育て、家事、仕事の全てを上手くまわせて初めて、堂々としていられる?
実際のところは子育てと家事すら上手くまわせないのに、頑張れば出来るはず、もっと上手に、もっともっと頑張れば・・・。

自分のキャパシティも、何を一番大切にしたいのかもよくわからないまま、気持ちだけ焦る毎日。

そして、専業主婦を受け入れられないくせに、子育てしながら仕事をするという事に、なんとなく抵抗感もあって・・・
??
このあたりの気持ちが、ずっと整理出来ずにいました。

それが最近、
そうそう、私は専業主婦になりたかったのよね~・・・
と、忘れていた昔の思いが、ふっと出てきたのです。

 

(私の母はパートで働いていたのですが)

「男の自分みたいに働いていない主婦には価値がない」

「家事なんて遊びみたいなもの」

母を馬鹿にする、父のそんな言葉を今でも覚えています。

女性を軽視する発言をしたり、日常的に母や子どもをけなす父に、強い反発心を抱いていた私。

母は母で仕事や父からのストレスを、子どもへの八つ当たりや愚痴で発散するという・・・休日は特にイライラしながら家事をしていて、子どもながらにどこか心が休まらない、そんな家庭でした。

父も母も他人には気を使い、優しいのですがね(-.-)

 

いつしか私は、
主婦を馬鹿にする父を見返してやりたい、
母のように仕事のストレスを家庭に持ち込むくらいなら、家事に専念したい、
きちんと家事をこなし、家を居心地よく整えたい、
そう思うようになり・・・。

そんな事を思い出して、

私の「専業主婦でいるのはどこか恥ずかしい」という気持ちは、
「遊びみたいな家事しか出来ない主婦には価値がない」という父からの刷り込みかもしれない、

「専業主婦になりたい」という気持ちは、そんな父への反発心と、仕事のストレスを家庭に持ち込む母のようにはなりたくない、という恐れから来ているのかもしれない、

私は専業主婦になりたかったというよりも、
「家族が安心できる家を作りたい」と願い、
その方法が専業主婦だと思っていた、
そしてたまたま専業主婦でいられる状況だった(働きにくい環境、状況でもあった)
と気が付きました。

なので、私は仕事のストレスを家庭に持ち込みたくないのであって、ストレスを持ち込まないのなら仕事をしてもいい、専業主婦にこだわらなくても良かったのだ、とも気が付きました。

私にとって、仕事をする=家庭にストレスを持ち込む、だったのですね。
(仕事をしながら子育て、家事をこなすのは、実際大変だと思いますが・・・)

そんな事が腑に落ちて、ずっとこんがらがっていた糸がほどけて、
改めて考えてみると、

結局、私の場合、問題なのは、専業主婦かどうかよりもまず、
理想ばかり追い求め、生活していく中での現実的な優先順位があいまいで、
結果、子育ても家事も中途半端なところではないか・・・。

他人や世間の目を気にするあまり、一番近くの家族が見えていませんでした。

家族を守るために自分が今、何をすべきか?(結局親と同じことをしている私・・・)

頑張れば、もっと頑張れば、と夢ばかり見ず、現実の自分のキャパシティを受け入れて、
家族が安心できる家を作るには、どう優先順位を付けたらいいか?夫ともう一度よく考えてみることにしました。

自分のことって、わかっているようで、わかっていないものですね。

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娘が何気なく描いた絵がかわいくて、色を塗ってみました♪